ウェディングプランナーの告白
親が仕切る結婚式はもうない!?
親が仕切ったころが懐かしい!?
「親が結婚式に口を出すなんてもう古いです。
いまどき結婚式の下見にさえ
親が一緒に来るのは珍しいことです」。
と言う、ウェディングプランナーがいます。
100%そのようになったわけではありません。
結婚には親が口出しをするだけの
理由がまだあるからです。
たとえばお金の話になれば
親御さんの力を借りたいと思う二人がいるように、
お金を子供のために出してあげたい、
と思っている親御さんもいるでしょう。
お金を出せば口も出したくなる
と言うのが普通のことですから
親御さんが口を出すだけの理由が十分あるわけです。
それにしても親御さんの姿を
頻繁に見ることはなくなってきました。
親が仕切ってなぜ悪い!?
若いうちは誰しも
親御さんの言うことがうっとうしいものです。
まして結婚となると
二人の問題だからとツッパリがちです。
とは言うものの、
日頃の親子関係も微妙に影響しています。
いわゆる育ちのよい
新郎新婦は親御さんの意見に耳を傾ける!?
そんな感じがします。
それと逆に親に一切口出しをさせない、
と思っている新郎は、
しっかり貯金をしているかツッパリ型、
あるいは新婦の意志による影響だったりします。
新郎と比べると
新婦が親に口出しをさせない
と言う理由は
結婚後の二人の生活に
口出しをされたくないとの思いからのようです。
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親に仕切られてみたくない!?
親御さんが仕切る結婚はどうなると思いますか?
自分達でいろいろ決めたのにもかかわらず
「それではダメ」だと
駆け付けた新郎の親御さん。
全てを白紙に戻し、
昔を思い出したのか力を発揮、
きわめて短期間の間に出席者から引き出物まで
アッと言う間に決めてしまいました。
新郎新婦は
何がなんだかわからないうちに、
当日をむかえふたを開ければ、
ご両親様の知り合いばかりで
御二人のご友人は数えるほど。
そんな結婚式があったとしたらどうですか?
とても耐えられない
と言う人もいるかもしれませんが
自分の望んだ高価な御衣裳も演出も全て入っていたので
新婦は「いい思い出」になったと言うこともあるのです。
新婦の親御さんが仕切るとどうなる!?
格差婚と言う言葉があります。
これはどちらかがお金持ちだと言うことでしょうが、
今日この頃、
新郎より新婦の稼ぎがいい場合に使われている気がします。
もちろん、
経済的な意味だけでなく、
学歴や頭の中身のことをさす場合もあるでしょう。
いずれにしても
今日この頃、
新婦のほうが新郎より上であることを言うケースが目立ちます。
その意味で、
新婦のほうがお金持ちだったり、
稼ぎがよかったりすると男の立場はどうなるのでしょうか。
主婦ではなく主夫に徹すれば妻に養われるのもあり!?かも。
どうせなら
婿入りや婿養子を視野に入れてもよいのではないでしょうか。
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ウェディングプランナーの告白
「新婦が仕切る結婚式」
女性が強いのは昔から!?
洋の東西を問わず、女性が強い、今日この頃!?
かつて、まだ日本人が海外の方々に慣れ親しんでいない頃、
「レディーファースト」と言う言葉に,
文明開化の音を聴いた人もいました。
「女性を守り大切にする」
男のエチケット的な意味だと教えられ、
それまでの考え方では生きていけない、
と男達は感じたはずです。
そのせいか、
レディーファーストは定着!?
その言葉を使い、実践する人もいる時代です。
かえりみて、
ブライダルの現場を見ると
間違いなく新婦のほうが強い時代です。
「だれが決めるの?新婦でしょ!」
さて、結婚が決まり、
日時、会場が決まれば、
担当のスタッフが窓口となって
準備が進んでいきます。
まさに二人の共同作業が
そこから始まるのですが、
実はお二人の力関係を見ると
それ以前から、
日時や会場を決める段階から始まっています。
なぜなら
新郎よりも新婦が気に入らなければ、
その会場を利用することはないからです。
打ち合わせを進めるコーディネーターは
それを敏感に感じ取っているそうです。
「レディーファースト」、
どちらかと言えば
それは新婦の意向にそって話を進めていく事のようです。
「レディーファースト」の本来の意味とは!?
「女性を守り、大切にする」
男のエチケットのような意味合いを持つ「レディーファースト」。
私達はそう思っていますが、
実はとんでもない意味がひそんでいるのです。
昔、「レディーファースト」には、
現在と全く違う意味があったと言うのです。
たとえば、
明かりのない夜道を歩くとき、
前方の暗闇に敵がひそんでいるかもしれません。
また街並みの窓から何かが投げだされて、
命を狙われることだって、
かつてはあったのです。
そして、
お祝いごとの中で行われる乾杯!?
その、おもてなしのこころを示す乾杯のとき、
グラスの中に毒が入れられているかもしれません。
そんな危険から身を守るために、
女性に先に行かせたり、
飲ませたりした。!?
そんなわけで、
レディーファーストには
いまとは全く違う意味が潜んでいたとも言われるのです。
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新婦のわがまま
たとえば演出のセレモニーを決める際、
新郎は鏡開きを希望、
新婦はケーキ入刀を希望したとします。
こんな場合、
軍配は新婦に上がります。
二者択一の場合、
新郎が力を発揮して
それをくつがえすことはまずありません。
そこで新郎が突っ張れば結婚に暗雲が漂い始めます。
中には、
結婚そのものが怪しくなってしまう
場合もあるのです。
そんなことはありえないと思う人がいるかもしれません。
でもそれは
新婦が気に入ったドレスを
新郎が「似合わない」と言うのと同じです。
男にはそんなところで自分を通す、
突っ張る理由もないのです。
かくして、
打ち合わせが進めば進むほど
新婦のご意向がまさって!?いくのです・・。
「無理が通れば道理が引っ込む」世界
こうして希望が通っていくと、
更に、無理難題を言い出す新婦もいるのです。
試着して決めたドレスなのに
「ドレスを替えたい!」、
お料理メニューも替えたい。
スピーチの予定が映像になったり、
主賓を三人にしたいと言ったりします。
どれも対応可能な内容ですが、
これが当日直前となればそうはいきません。
関係スタッフはあわてます。
それでも対応するのがプロです。
希望通りにしようとしますが、
そういうときの新婦の物言いや物腰の印象が
新婦のわがまま度を印象付けるのです。
思わず、
新郎新婦の未来の家庭を思い描いてしまうのです。
あなたは何もかも
新婦に仕切らせる大きな男ですか!?
それともそんな嫁は・・
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ウェディングプランナーの告白
お金の話
結婚式の予算は!?
結婚式の費用はいったいいくらかかるのだろう?
こう思うのは当然ですが、
いきなり結婚式の費用についての相談をする人はいませんが、
はじめから見積もりを気にする人は多いと言うのが
ウェディングプランナーの実感のようです。
ブライダルフェアに出かけ、
相談が進むうちに見積もりをプランナーが提示します。
この見積もりを見てから
「予算より多い、少ない」と具体的な話になっていきます。
当たり前のことですが、
ある程度の予算を前提に話が進んでいくのが結婚式です。
結婚にかかる費用
では結婚式と言うより、
結婚にかかる費用を考えてみましょう。
幸いにして
結婚が決まったお二人をイメージしてください。
お二人とも、
ご両親様が健在な、
ごく普通の家庭の子息とお嬢様だとすれば,
婚約(結納)、新居の準備、結婚式(披露宴を含む)、
新婚旅行と言う順にお金が必要です。
これらの支出に対して
ご祝儀と言う収入!?があります。
結婚式に収入や支出という考えはなじみませんが
事実として受け止めましょう。
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結納から食事会へ
先ずお二人の結婚が
ご両家賛成のもと、
めでたく決まれば結納と言うことになります。
かつては仲人さんがいて、
両家の間を行ったり来たりして
受け渡しをしていたと言われます。
次第に場所を借り、
結納品を用意して取り交わすようになり、
更に指輪等を用意して食事会、
そしていまでは食事会のみで
婚約が成立とする考え方へと変化しています。
何もしない人でも、
「給料3か月分?」の婚約指輪を贈る!?
結婚への支出計算はここから始まります。
高価な指輪を贈れば贈るほど、
支出は増すことになるのは自明の理です。
婚約指輪は「給料3か月分」!?
婚約指輪は「給料3か月分、
と言われますがいったいいくらなのでしょうか。
国税庁による「平成26年分民間給与実態統計調査」によると
20代前半の男子は265万円、
20代後半の男子は378万円だそうです。
単純に12で割ると20代前半で66万円、
後半は93万円が給料3か月分となります。
ビックリしてしまいますが、
実際には給料3か月分を
婚約指輪にかける人はいないそうですから
安心してください。
そもそも給料3か月分は
業界のキャンペーンから始まったものです。
気持ちが伝われば
それでいいのではないでしょうか。
結婚の手順を踏む、踏まない!?
婚約指輪のことを考えただけでも
かなりの負担を感じる人もいるでしょう。
これに加えて
新居の準備、結婚式(披露宴を含む)、
新婚旅行と考えていくと頭痛がしてきます。
この時点で
結婚は面倒くさい、出来ない、やりたくない、
と考えても不思議ではありません。
特に非正規と言われる人たちが増えている現状では
まともに結婚を考えることがおかしい
と思われてもしかたありません。
が、しかし、「みなさんがそうしています」。
そうです、
昔も今も「みなさんがそうしています」。
世間はそういうのです。
結婚の手順を踏む、踏まないは、お二人の問題ですが、
踏むだけのものが
そこにはあると思うのです。
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ウェディングプランナーの告白
お金でもめるのは世の常!?
結婚にかかる概算費用
いろいろな相場を考えると
結納(食事会や婚約指輪)に50万円、
新居の準備に50~100万円、
結婚式(披露宴を含む)に250万円から350万円、
新婚旅行に50万円、
それぞれの差があるでしょうが
400万円から600万円ぐらいが結婚にかかる総支出でしょうか。
そして、
それからご祝儀による収入?
をマイナスした費用が実際にかかるお金です。
70人の招待客だとすれば
一人平均のご祝儀額が3万円ならば、
210万円はまかなえる計算になります。
ただしご祝儀をあてにしても
その通りにならなかったという話はよく聞きます。
ウェディングプランナーが不安になるのは
披露宴の費用しか考えていない
お二人に出会ったときだそうです。
新婚旅行は熱海で1泊2日!?
さて概略の予算がわかっても、
個々にあてはまるかは別です。
例えば、
婚約指輪に30万~40万円をかけるかどうかは
お二人次第です。、
5万でも10万円でも
その気持ちが嬉しいということだってあります。
新居の準備も、
一方の住居に引っ越して
新居とすることだってあります。
ご披露宴でお金のかかる部分、
と言えば新婦のご衣裳、映像や写真、お料理、
装花、美容、引き出物といったところです。
が、チョイス次第で予算は大幅に変わります。
ただ、おもてなしのお料理で予算を調整するのは
マイナスイメージにつながりやすいと言われます。
ならば、
それ以外の部分で調整することになります。
新婚旅行はとりあえず熱海で!!
温泉につかって
1泊2日というチョイスだってあるのです。
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親御さんがお金をたっぷり!?
やりたいことを全部やるスタイルの新郎新婦もいます。
当然、お金がかかるわけですから
予算は大丈夫なのか、
プランナーが心配になることもあるそうです。
その若さで、
予算の心配もしないで、
イメージ通りの結婚式をあげようとするお二人。
とてもいいお客様であるわけですが、
その背後には親御さんの姿が見え隠れします。
このケースには二通りあって、
新婦は自分たちの出来る範囲で準備をして、
その日を迎えたいと思っていても、
新郎側が札束で頬をたたくようなケース。
逆に新婦側に力があって、
新郎は黙ってうなずいているケースの二通りです。
いづれにしてもプランナーは少し心配になるそうです。
もっとも、イケイケのプランナーもいるとか・・。
お金で幸せが買える!?
二人で一生懸命にお金を貯めて準備をしているカップル。
一方、親御さんの力を借りて、
やりたいことは全部やるというお二人。
この両極端な例を比べると
結婚の意味が全く違うと思えるのはなぜでしょうか。
持てるものと持てざる者、
お金があれば幸せは買えるのでしょうか?
お金がないと幸せは買えないのでしょうか?
やはりそれは違います。
いくらお金を出費しても手にしたのは幸せではなく
「結婚」というタイトルを手にしたに過ぎません。
その後、
お二人が幸せになるかならないかはお二人次第です。
また、
私たちも幸せを売っているわけではありません。
幸せを願うお二人をサポートし、
拍手を送り続ける事しかできないのです。
結婚の収支決算
結婚は人生の中でも特別なセレモニーです。
青春時代の真ん中で、
気持ち、体力とも充実した時期に迎えます。
同世代から諸先輩を迎えて開くご披露宴は
自然に華やかなものになります。
それだけに、
目は華やかさに向けられがちですが、
一方で、
家庭、家族として社会の一角を担っていく始まりです。
その分、結婚が周囲に及ぼす影響は大きなものがあります。
「好き、嫌いだけで結婚相手を選ぶな」とは、
その辺のことをさしていると思いますが、
時を経てみなければわからないのが、
結婚の収支決算ではないでしょうか。
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ウェディングプランナーの告白
「ウェディングプランナーがオリジナリティを考えた!」
「オリジナリティの心とは?」
オリジナリティを求めるお二人は多いそうです。
ウェディングプランナーにとって、
一番の喜びは自分の提案が形になり、
お二人に最高の喜びをもたらすことだそうです。
が、通常、ウェディングプランナーが求められるのは、
各会場が薦めるプランの範囲でのオリジナリティです。
それ以上のオリジナリティを求めらる事はないようです。
が、しかし、時にはそうでないケースもあるようです。
独立をしていかんなく力を発揮している
ウェディングプランナーも数多くいますが、
各会場のウェディングプランナーは
会場の中で出来ることを
提案しているはずです。
あなたの結婚を仕事として考えてみたらどうなる!?
もし、
あなたがセルフプロデュースで
手作り結婚式を望むとしたら
どんな準備が必要だと思いますか。
まず日時、予算、会場を決め、
更に挙式のスタイルを決め、
場合によっては
立会人や司式者をお願いしなければなりません。
それくらいならできそうな気がする、
という人もいるでしょう。
ところが実際にやってみると
会場を決めるだけでも大変です。
更に、
ここで準備が終わるわけではなく、
まだまだ準備は続いていくのです。
あなたの考えるオリジナル結婚式はどのようなスタイルでしょうか?
「準備が始まり、更に準備が続きます」
さて、日時、会場、結婚式のスタイルを決めました。
続いては招待客を決め、招待状を作成します。
文面を決め、
出欠の返事をもらわなければなりません。
併せてお料理、飲み物、お花や会場の飾りつけ、
また、ご衣裳を決め、
美容、着付けの手配を考えなければなりません。
会場だけを借りたとすれば、
椅子やテーブル、
食器やグラスのことまで考えなければなりません。
全て予算を考えながら
決めていかなくてはならないのです。
かなり大変なことですね。
いや、無理!?
悲鳴をあげそうです!!
「準備、準備、準備、また準備!!」
ここまではなしをすると、
とてもやってられないと思う人もいらっしゃるでしょう。
でもギブアップせずに更に準備を続けましょう。
ゲストの出欠を集計し、
出欠が決まれば、
式次第や席次表を作り、
交通手段を伝え、
駐車場の用意もしなければなりません。
続いて、ご披露宴の進行を決め、
音楽を決め、
音楽担当を依頼し、
曲目を相談し、
演出によってはクラッカーやフラワーシャワー、キャンドル、
ご両親への花束、
見送り時のプチギフトなどなど。
準備に費やす時間、
労力は大変なものがあります。
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「だから○○で結婚しなさい!!」
「だからホテルで結婚しなさい!」、
「専門式場を利用しなさい!」
ということを、
言いたいわけではありません。
昔は結婚と言えば
家でやるものでしたから
全て手作りだったのです。
近所の親しい方が集まり、
役割を決め、席を作って、挙式し、
料理を用意し、お酒を飲んでお二人を祝ったわけです。
ところがこれが実に厄介なことで、
家によってはスペースがなかったり、
人手が足りなかったりします。
そんな不都合や不便を補うべく
多くの会場が
各家庭に替わって代行をするようになり、
今のブライダル産業と言われる時代になったのです。
「お祝いされる喜びをかみしめて!!」
が、その心は、
お二人らしさが滲み出るような式やご披露宴の
お手伝いをしますと言うことです。
準備に頭を使い、労力を使うのは結構ですが、
ブライダルに携わるスタッフにとって、
お二人に、
「お祝いされる喜びをかみしめる時間であってもほしいのです」
お祝いを「さ・れ・る」日、
であることを忘れないでほしいのです。
そのために手となり足となり、
スタッフがお手伝いをするわけです。
オリジナル結婚式は素敵です。
でもお二人には効率よく当日をむかえ、
ゲストの皆様にお祝いされて、
大きな喜びと感謝を感じ、
笑顔でゲストに返せたら、
お二人からの最高のおもてなしとなるでしょう。
結婚式で仕事をするのは
ウェディングプランナーをはじめとしたスタッフです。
オリジナリティを求めるあまり、
お祝いされる喜びを忘れないで!!
ウェディングプランナーの告白
「ドラマのはじまりはそこから!!」
「いつでもできる結婚式!?」
さて、結婚式の幸せなイメージを追って、
会場選びを始める人がいます。
特別なことではありませんが、
スタッフが困る場合もあります。
たとえば、
いつでもしたいときにできると思い込んでいる人がいます。
「いつ頃の予定ですか?」
とスタッフが尋ねても「まだ決まっていません」。
それでもご来場いただいたわけですから
見込み客には違いありません。
でもスタッフ側からみれば、
具体的に話がすすめられるわけではないので
拍子抜けしてしまいます。
うそでもいいですから
来年の4月ごろとか言っていただくと
予約状況を伝えることができますし、
お二人のご案内にも力が入ると
コーディネーターは口々に言うのです。
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結婚が晩婚化している、
と言われて久しい気がします。
そのせいもあって
親御さんと一緒に会場見学に来たり、
打ち合わせに来たりするケースは
ほとんどなくなりました。
ご両家の家同士の結びつきであった結婚が、
変質していることのあらわれでしょう。
お二人がお二人のその日のために、
プランニングするのがいま流です。
当日まで親御さんの姿はみえにくいのですが、
感謝を込めて
ご披露宴の中で
親御さんの出番を配慮するお二人は増えているのです。
「それでも頼りになるのは親御さん!!」
とは言うものの、
多くの場合、
それは表面だけのことであって
親御さんあっての結婚式であることに変わりはないのです。
たとえば、
ノープランのお二人であっても、
ノーマネーでは済まず、
お二人も最終的には
親御さんの力をあてにしているようです。
もちろん、
予算も含めてすべてセルフプロデュース
と言う、しっかりしたお二人もいます。
どちらにしても、
口を出したくても口の出せない時代なのです。
ブライダルフェアにでかけて幸せに!!
その気がなく、
ノープランのお二人が何気なくでかけたブライダルフェア。
そろそろ結婚を!
と思いつつも
結婚に踏み切れずにいたお二人。
そのお二人が
気の利いたコーディネーターの強いすすめで、
その気になり、
その場で結婚を決意して
日取りを予約して帰ることがあります。
幸せになってほしい、
と思うコーディネーターの真心が伝わったのだとすれば
とてもうれしい話です。
「親御さん、いまいずこ!?」
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第2章ウェディングプランナーの告白
千客万来とは言うものの
ブライダルフェアはリトマス試験紙!?
結婚には迷いがつきものです。
結婚をしようと会場にやってきたお二人に。
ウェディングプランナーが、
その迷いを感じることがあるそうです。
たとえば
「結婚するのか、しないのか」決めていないお二人。
「いま結婚ではなく、もっと先?」と言うお二人。
「この人と結婚していいのか」とばかりのお二人。
そして、まれに、
「結婚の意味や意義」を問う人までいるとか。
スタッフ側から見れば、
お二人そろって会場にやってきたのですから、
もう迷っている場合ではないですよといいたいのですが・・
迷う時は去り、決断が求められます。
生まれも育ちも違う二人が、
同じ屋根の下で暮らせば、
価値観の相違が生じるのは明白です。
それを乗り越える決意が必要なのです。
その意味で、
ブライダルフェアのご利用は
お二人のリトマス試験紙になるのかもしれません。
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まったく悩まないお二人もいる!
結婚に迷いのある人がいれば、
まったく悩まないお二人もいます。
担当スタッフが接客を始めると笑顔が続きます。
来場以来、
ずっと笑顔が絶えない感じのお二人です。
こういうお二人の場合は
コーディネーターもその笑顔にいやされます。
ところが誰もがかかえる悩みもあるのです。
お金です。
予算への心配がある人は、
笑顔でコーディネーターに接しながら、
表情を変えずに、
頭の中を数字がかけめぐっています。
こんなお二人は結婚への迷いを越え、
決断の時も過ぎ、
予算と言う具体的な現実に
頭が切り替わっているのです。す
でに心はひとつ、
二人で現実と戦っているのです。
コーディネーターも最善をつくしたくなるようです。
絶妙のコンビ!!
「ただいま」と言えば「おかえりなさい」、
「疲れた」と言えば「アトで肩をもんであげる」。
「明日は早出だ」と言えば「では5時に起きてしたくするわ」、
「残業になるかも」と言えば「マイペースでどうぞ」。
などと、
うまい具合にかみあう会話ができる夫婦がいます。
会場にやってくるお二人の中には、
まだ夫婦でもないのに、
夫婦以上の会話ができる二人もいます。
「ただいま」「おかえりなさい」、
と言うわけではないのですが、
コーディネーターの説明をじっくりと聞きながら
うなずいたり、不明点の質問をしたりするお二人です。
そのやり取りの中でにじむ
お二人の真剣さと人柄のせいなのでしょうか。
対応に苦慮する二人もいます
「本日お申し込みの方に限り10%Off」
というような告知をみたことがあると思います。
ブライダルフェアで、
そんな特典が目に入った人もいるでしょう。
業界を問わず行われている販売促進の一環ですね。
どこでも行っているせいもあって、
10%ぐらいでは驚くこともなくなってしまいました。
ところが「本日お申し込みの方に限り」
と言う前提があるにもかかわらず、
10%Offの数値だけが頭に残る人もいます。
「当日特典だった」と言うことを説明しても通じません。
特典がなければ別会場にするかも
と言われれば対応せざるを得ません。
まあ、無理なことを言っても、
その商品や会場を選択してくださったのですから
言うことはありません。
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