夫は妻にアドバイスができるか?

夫が妻に「ご飯は、お風呂は、新聞は」と言ったら

 

どんな顔をするでしょう。

「エラソーになによ!」と言われてしまうでしょう.

夫がそのようなセリフを口にした古き良き時代!?

もありましたが過去のことになってしまいました。

昔を懐かしんでも時代はもどりません。

夫が「部屋を掃除した?」と軽い気持ちで言っても伝わりません。

おそらく無視されるか、

「やったわよ!」と返されたり、

「あなたがやれば!」と突っ込まれたりしてしまいます。

ですから「少し部屋の空気が悪いから入れ替えるか」

とか言いながら夫が率先してやるしかないのです。

もちろんお掃除が大好きな妻もいて、

お掃除を夫にさせないばかりか、

「私の掃除の仕方が気にくわないの?」と

逆上されそうなこることもあるでしょう。

ことほどさように

夫は妻に気を使わなければならない時代なのです。

夫婦の言い争い

 

夫婦の言い争いは実に些細なところからはじまります.

「この間のことだけど、あのビジネスバッグを買ってもいいだろう?」と、

夫がすでに結論の出た話を口にすると

妻は「ダメだって言ったでしょう!」。

夫は5年も使っているビジネスバッグが傷んでいるので

買い替えたいと言うのですが妻は認めません。

夫は我慢できず

ついに禁断のひと言を口にしてしまいます。

「君だって好きな服を買ったでしょう、なんでダメなんだ!」、

「ずっと我慢して買ったの、まだバッグは使えるわよ」

「だからもうダメなんだって」

「ダメじゃないわよ」

「ダメだって」

「しつこいわね」

「ダメと言ったらダメなの」

「しつこいのは君のほうだろう!」

「なんで私がしつこいのよ」

・・・これでは妻にアドバイスはできないのです。

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夫はアドバイスはつもり

 

夫婦がともに暮らしている間にはいろいろなことがあります。

はじめは嫌なことにも目をつぶりますが

次第に我慢できなくなります。

「その言い方なんとかならない」

「言葉遣いに気を付けて」

「なんでそんなことがわからないの」

「もうその話は聞いたよ」

「いくら言ってもわからないね」

「ダメだね」

「いつも言ってるだろ」

「今度はうまくやってね」

「さっきのこと忘れないで」

「これ、甘くないね」

「もっと新聞を読んで勉強して」などと口にします。

ほとんど上から目線の発言なので

口にできても妻には届きません。

もっとも、言っているほうは良いことを言ってると思い、

自信のある口ぶりです。

文句ではなく冷静にアドバイスをしてるつもりなのです。

まぁ、夫が妻に言うケースがほとんどかと思うのですが

アドバイスがいかに難しく、

ただの文句や非難として

相手に受け止められてしまうのです。

夫婦は敵対する!?

 

<夫婦は敵対しているわけではありません。

夫が言葉を口にすれば妻はそれを聴き、

妻が言葉を口にすれば夫が聴く。これが理想です。

ところが夫婦の力関係は家庭ごとに違います。

普段の会話にはこの力が働き言葉になります。

多くの場合、妻の力が強い家庭ほど問題は起きません。

ところが夫の力の強い家庭では必ず問題が起きます。

パワハラは夫の力の強さでもありますが妻は悲惨です。

では逆の場合はどうでしょう。

妻の力の強い家庭は夫の経済的な力の弱さがほとんどです。

なんだかんだ言っても

家庭も経済の論理で出来あがっているのです。

つまるところ夫は妻へのアドバイスを

有効化するには経済力でねじ伏せるか黙るしかないのです。                         </str

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