夫の口にはチャックがある!
新婚時代、妻と話すことが楽しかった・・
寝る間も惜しんで
長電話を楽しんだ記憶はありませんか。
会えると思うと心ウキウキ、
笑顔が自然に浮かんだり、
嫌な仕事もテキパキとこなしたりします。
それなのにときは残酷ですね。
結婚後、
しばらくすると妻と口喧嘩が始まります。
やがて言い争いとなり、
更にときが経って言い争いは激しくなり、
いつまで経っても
言葉の応酬を続けるご夫婦もいれば、
口喧嘩に疲れ口数が減るご夫婦も、
相手に失望し会話がなくなってしまったご夫婦もいます。
楽しかったあの新婚時代は何だったのだろう?
と思ってしまいます。
かと言って
全てのご夫婦がそうなるわけではなく、
いつも変わらず仲の良いご夫婦もいるのです。
この差はどこから生じるのか
どこからこの違いが生じるのでしょう。
夫婦の会話力、コミュニケーション能力の違い
夫は妻に冷淡
出された料理がまずくても、
感想を聞かれれば、
「おいしいよ!」と応えた新婚時代を思い出してください。
ところがその後はどうでしょう。
「ダイエットしてるの」と言う妻に
「ダイエットしても変わらないよ」と夫は思います。
また妻が料理の勉強をしたいといったら、
「いいよ、しっかり勉強してね」と言わず、
「なんでそんなことするの?」と
妻の向上心を否定するようなことを言ってしまいます。
妻が絵の勉強をしたり、
妻が占いの勉強をしたり、
妻が語学の勉強をしたり、
妻がパソコンを勉強したり、
妻がスポーツをしたり、
妻が何か特技を身に付けようとすることに夫は冷淡です。
なんでそんなことするの、だったらもっと・・・
そう思っても決して口に出してはいけません。
言う前に向上心旺盛な妻の気持ちに拍手を送り、
「いいね」と言えばいいのです。
更に
「努力する君の姿を見るのはとても気持ちいい」
と続ければいいのです
夫婦のコミュニケーション能力
夫婦は黙っていてもわかり合えると言う人もいますが、
それはたまたまの出来事です。
言葉を口にしなければ伝わりません。
それも肯定した言葉でなければいけないのです。
たとえば妻が「ダイエットしてるの」と言ったら
すごいね、がんばってるね」。
そう口にすることが大切です。
また、出かけるときの
<妻の永いお化粧や着替え時間にイライラして、
「早くしろよ・・・」と思っても、
「とてもいい、似合っているよ」と言うことです。
実に簡単なことです。
妻のダイエットも、
永いお化粧も、
夫にはどうでもいいになりがちですが、
妻が「ダイエットをしてる」と言えば
興味を示さなければいけません。
興味を示すには言葉が必要です。
言葉がなくても伝わるのは
あり得ないことがあった事件だと思ってください。
もう聡明な夫は理解できたはずです。
夫婦の会話力、
コミュニケーション能力の違いとはそういうことなのです。
神様はどっちの味方?
「あの新婚時代は何だったのだろう?」
と思うことがあっても夫婦は夫婦です。
喧嘩をしても
他人にはうかがい知れぬ絆が夫婦にはあります。
男はなぜか大事なことを妻に伝えません。
もし自分が明日会社をクビになる
と仮定して考えてください。
妻にクビになったと言えますか。
言える人もいると思いますが
多くの夫は言わないと思います。
いずれバレることがわかっていても言いません。
カッコ悪いし、心配をかけまいとも思います。
ところが傍にいる妻には
<すぐに夫の変化がわかるのです。
夫は常に自分の気持ちや日々の出来事を
口にしなければ妻には伝わりません。
ところが妻には
夫が口にしないことまでわかってしまいます。
神様は男の口にチャックをはめ、
女性の皆様には
鋭い勘と夫への厳しい見方を与えたのです。