披露宴に全くこだわりのない花嫁に
披露宴に全くこだわりがないと言う人が増えている!?
最近、結婚するという身近な人から「披露宴にこだわりがない」と言う言葉を何度か耳にしました。
そこで、逆に、披露宴にこだわりをもつ人の話をしましょう。
披露宴でお二人が中座をするのは当たり前!?
① 新郎新婦がお色直し、お召し替えで中座をするのはゲストの皆様に失礼!
② お色直しは中座をして当たり前!
アナタはどっち派でしょうか?
多くの人は②だと思います。
ところが①を選択するお二人がいます。
お色直しで中座をしないと言うこだわり
中座なしのこだわりを持つお二人は、ゲストの皆様と出来るだけ一緒に過ごしたいという思いがあります。
当然、披露宴の進行についてもこだわりがあるかと言うと、
意外にアッサリしていて、自分たちが全テーブルに椅子を用意して、順に回って食事と会話を楽しみます。
ですから、乾杯をして、お開き前にお礼の言葉があって、あとはゲストの皆様をお送りするだけです。
いかがですか?中座をしないというこだわり、つまり、お色直しをしない披露宴のイメージです。
こだわりにはそれなりの覚悟と出費が・・
どうでしょう?
上のような進行ではなんだかさみしいですよね。
そこで、
会場装花もお料理メニューも、プランよりもツーランク上。
音楽は生演奏でカルテット以上の編成。
新婦のドレスはブランドもので新婦に良く似合い、それでいてフットワークが発揮できるタイプのドレス。
当然、新郎もそれに準じた衣装となります。
自然と費用のほうが心配になります。
それから、
お二人がホストとなるわけですから
会話のネタを準備したほうがいいでしょう。
お二人のこだわりの部分を、
お二人からゲストに伝えなければ意味がありません。
こだわりの披露宴、お開き後の先は?
ゲストと出来るだけ長く一緒にいたいというこだわりに、
費用がかさむと話したのは、どなたにも、どの披露宴にあてはまるわけではなく、心配してそう思うのです。
実は、「お色直しをしないで」過すのと、
「お色直しをしないこだわりを持つ」とでは
考え方が全く違います。
家族だけの結婚式の場合、「お色直しをしない」のは不思議ではありません。
ところが、上司・恩師・同僚・友人・親戚など一定以上のボリュームがある披露宴で、そのこだわりを理解してもらうにはどうするのか?
例えば、お二人の会話能力を磨いて、ゲストを飽きさせないことが大切です。そしてなぜお色直しをしないのかと感じさせない自然な進行が必要です。
平たく言えば、お金をかけ、誰もが理解できる披露宴を演出すると言うことです。
かつて、上記のような「お色直しをしない」披露宴が流行ったことがあります。レストラン・ウェディングが盛んに喧伝された頃のことです。
もちろん、今も、様々なこだわりのひとつとして「ゲストと出来るだけ長く過ごしたい」と言うこだわりは生きています。
くれぐれも慎重なチョイスであってほしいと思うのです。