結婚・・・職場も実家も遠い同士の結婚
職場も実家も遠い同士の結婚
こんなお悩みを抱えていませんか?
お二人の出会いは職場の同僚として
新郎が宮崎出身で新婦は東京出身
会社の東京支社で同僚として出会い
交際が始まり結婚を誓い合いました。
順調に交際が進んで3年経って結婚をする段階で・・・
新郎は現在大阪本社に勤務
新婦は東京でチャペル挙式と
ホテルで披露宴を希望しています。
新郎は大阪勤務、新婦は東京のホテルのチャペル婚を希望・・
新郎のご両親は高齢で地元での結婚式を望んでいる
ここまでの状況でも大変ですが
更に会場を探す段になって問題が発生します。
新郎のご両親様は高齢なので地元での結婚を
新郎の両親は高齢で
地元での結婚式を望み、
東京出身の新婦は親戚のこともあり
東京での結婚式を望んでいたのです。
仮に大阪で披露宴なら東京からも宮崎からも・・・
仮に新郎の勤務する大阪で結婚式となれば
東京の上司・同僚に来阪してもらうばかりでなく
宮崎から新郎の両親・親戚、
東京から新婦の両親親戚友人に
足を運んでもらわなければなりません。
逆に東京で披露宴でも同じ問題が・・・
逆に新婦の望む東京での結婚式と
なっても同じ問題が生じます。
私の経験では珍しくない話ですが・・
遠方のお二人がその困難を超えて
結ばれるわけですから
なんと素晴らしいことかと
司会に力が入ったものです。
まだ独身の頃でしたから
結婚を愛の結実だと思っていました。
私、とても若かったのです(笑)
このようなお二人を何度も担当しました。
今でも私、その思いは変わらず
思いいたらなかったのが
出席するゲストの皆様のことでした。
交通費を用意する習慣も薄れ
それはお二人次第のおもてなしです。
交通費+ご祝儀の出費となれば
お祝いに駆け付ける前に
ゲストとしてはパワーを失いそうです。
いくら時代が変わったとは言うものの
これからも起きる問題です。
もしあなたが当事者ならいろいろなことが思い浮かんでパニックになるかもしれません。
そこで、いままでの経験した例などから私なりの解決策をお話しします。
まずお二人の頭の中にある結婚へのイメージをいったんリセットしてください。
いっさいの先入観を捨てて、一番大事なことはお二人が結婚式を挙げることです。
続いて大事なのは披露宴をするのか、しないのか?と言うことです。
このケースでは新婦の結婚式への希望と現実との折り合いが焦点
新婦の希望通りチャペルで挙式をして披露宴も東京のホテルで行うと、
新郎の両親のことと、新郎が勤務する大阪本社の皆さまに対して申し訳ない、
本社のある大阪で結婚しろと言う批判も出るかもしれないし、交通費の問題もある。
これに対して大阪で結婚式となれば新婦の希望から外れ、
ご両家のご両親様の希望もはずし、なおかつ新婦側の親戚の希望も外れ、
東京支社の皆さまの交通費の問題もあります。
解決策1
どうしても新婦の望む通りにするのなら、希望通りにプランを立て実行すべきでしょう。
それによって起こる問題はお二人で全て受け止めるしかありません。
あとは新婦の思いや人柄をアピールして納得してもらうことでしょう。
もちろん、彼のやさしさにも期待しましょう。
解決策2
結婚式と披露宴を別に考え、結婚式は家族だけで新郎の地元の宮崎の神社で行います。
その日はご両家の身内だけの食事会です。
後日、東京のホテルのチャペルで挙式して披露宴です。
これで新郎側のご両親の問題だけは解決されます。費用は膨らみます。
解決策3
挙式(海外も含む)を二人だけでチャペルで行う。
東京か大阪のどちらかでパーティー形式で「お二人の結婚を祝う会」を催す。
プロ司会者を使い、進行の中で簡単な人前結婚式で愛を誓う。挙式の映像を流す。
パーティー形式なので会費制するので交通費は各自もちにしてもらう。
ご親戚の皆さまにも同様に参加を促しますが無理しない。
経験した例
解決策の1,2,3とも実際にあった例です。
お二人が妥協するか、親御さんや親戚の方々、あるいは上司や同僚、友人のだれかが妥協していることになります。
ただ1のように、新婦がしたいようにしても、多くの場合、誰も何も言わないと思います。
ただし、希望通り皆様が出席してくれるかどうかはわかりません。
結婚式で無理する時代ではありません
なぜなら、親御さんが口を出す時代は去り、
お二人にとって何がいちばん大事なのか。
結婚式に伴う困難は
お二人にいつもそれを問いかけているのです。