餃子の王将・出町店、皿洗い30分間で夕食タダ!

あなたがボンビーな苦学生だとして聞いてください!

フラッと入ったお店で目にしたものは、

「めし代のない人 お腹いっぱい ただで食べさせてあげます。

但し食後30分間お皿洗いをしていただきます。

18歳以上の学生さんに限定」。

と言う、広告!?お知らせ!?だったとしたら、

ボンビーなあなたは「やった1」と思うのか、

そうでないのか考えてみてください。

もし、あなたがボンビーな学生としてその場にいたら?

私だったら、やっぱりこの話にのる勇気がないと思います。

ボンビーであっても、見栄っ張りな私はいいなと思いながらも

この話にはのってない気がします。

もっとも、今のわたしならのったかもしれません(笑)

餃子の王将出町店の店主井上定弘さんの話

京都市上京区の学生街にある「餃子の王将出町店」は、

「めし代のない人 お腹いっぱい ただで食べさせてあげます。

但し食後30分間お皿洗いをしていただきます。

18歳以上の学生さんに限定」

という張り紙を店先に掲げて学生さんに親しまれているそうです。

そして、「皿洗いをした学生の中には、弁護士になった人もおんねんで」と、

話しを続けるのです。

餃子の王将出町店のオーナーのストーリー

若い頃、メシ代のない時代があって苦労した井上さんは、

23歳のころ「餃子の王将」で働きだし、

幾つかの直営店の店長を務めたあと、

フランチャイズの「出町店」をオープンさせました。

若い頃、年配の人から「晩飯を一緒に食べへんか」と、

誘われたことがあって、それをいまも忘れていないそうです。

いろいろとおいしいものを食べさせてもらったその人の

名前も顔も、しっかりと覚えているそうです。

ただ、すでに亡くなり、恩返しがしたくても出来ないと言います。

幸い、自分はこの商売をしているので、

自分と同じような若い人に食べさせるのだと言うのです。

直営店の店長時代から35年間「皿洗い30分間で夕食ただ」を実践!

井上さんは皿洗い以外の学生さんにも親しまれているそうです。

卒業してから一升瓶を抱えてくる人や、

医者になった学生さんからは、

お金に困ったらタダで診てやると言われたりするそうです。

ただ、井上さんは、そんな感謝はなくていい。

世の中、自分の子供さえよかったらいい、

他人の子供たちはどうでもいいと言う人が多い、

そうではなく、

他人の子供でも自分の子供のようにめんどうをみる。

そうすると、まわりまわって、

自分の子供に徳がかえって来る。

そう信じている。

そうやって世の中が次第に良くなっていく。

そう続けたのです。

皿洗い30分間で夕食タダ

最盛期には一日8人ほどの人が

皿洗いを申し出ていたそうですが、

最近は一日3人ほどだそうです。

店の近くには京都大学、同志社大学があり、

お客さんのほとんどが学生だと言う井上さん。

「金がなくてもはらはへる。学生は勉強して偉くなればいい」

そう言いながら余った唐揚げをその場にいる客全員にも配るのです。

この記事は下の記事を元に書いたものですが、すでに記事は削除されたようです。

↓  ↓ ↓ ↓

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170611-00006205-bengocom-soci

Follow me!