マリッジ・リングは永遠の愛の象徴
指輪の交換は愛の誓い
マリッジリングが永遠の愛の象徴であることは言うまでもありません。
指輪になぜ永遠の意味が生まれたかといえば、丸いかたちにあります。
円には終わりがありません。その事から永遠の意味が生まれのです。
では、なぜ薬指にそれをするのかと言えば、薬指は五本の指のなかで使う頻度が少なく、
目立ち、神聖な指で、直接ハートにつながっているとも考えられたからです。
結婚式で指輪を交換すれば、相手と合体し、身も心も一つになる永遠の誓いをした
ことを意味しています。
指輪のルーツをたどれば
はじめてウェディング・マリッジを使いだしたのローマ時代で、指輪は鉄製のリングだったのではないかと言われています。
今のような指輪が売っているわけもないので、なんとなくわかる信憑性のある話ですね。
そう思うとリングのもつ意味も違う解釈ができそうです。
今のように女性の地位が高いとは言えない時代です。相手に輪をはめるのは「しるし」
をつける意味があったのではないでしょうか。失礼ですが「俺の女だ印」だったかも?
鉄の指輪で思い出す武田鉄也・浅野温子主演の「101回目のプロポーズ」です。工事現場に
堕ちているボルトだって愛をこめれば指輪になるのです。
結婚式での指輪の交換と「結い紐」
キリスト教式の式次第にも神前結婚式次第のどちらにも指輪の交換があります。
人前結婚式でも仏前結婚式でも指輪の交換をしますから指輪の交換は、どの結婚式でも
必ず行われていると言えそうです。
もともと神前結婚式では指輪の交換が式次第にはありませんでした。
今ではどこの式場でも当たり前のように行われていますし、
あって当たり前だと思っている人も多いようです。
指輪の交換でなく水引で作った「赤い結い紐」をお互いの小指に結びあうスタイルを推奨する神社さんもあります。
「運命の人と赤い糸で結ばれている」と言う伝説を彷彿とさせる「結い紐」による挙式。
指輪の交換は一般的ですが、それに代わる「結い紐の儀」も神前式らしく美しいですね。
指輪に刻むあなたの言葉
指輪にお二人のイニシャル、そして記念すべきその日を刻む人は多いようです。
でももう少し言葉を加えたいと思ったら、あなたは何と刻みたいと思うでしょうか。
英語で「with love」(愛をこめて)、
「stay with me」「一緒にいて」、
「sweet heart」(愛するあなたへ)、
「pure love」(純粋の愛}などとします?
それともラテン語?で言いますか?
con todo me amore(私のすべての愛を込めて」
totus tuus、(身も心もすべて、あなたに捧ぐ)