披露宴はお料理を中心に考えて疲労宴にしない!

お料理を中心に考える披露宴は疲労宴にはならない!

食べることは人間にとって必要不可欠なことです。

おいしいものが人に幸せを感じさせるのは言を俟ちません。

太古の昔から人は喜び事にお酒とおいしいお料理を用意してお祝いをしてきました。

歴史家ではありませんから調べたことも確かめたこともありませんが容易に想像ができます。

当然、結婚ご披露宴でも料理を中心に考える新郎新婦がいても不思議ではありません。

事実、ご披露宴をお料理中心に考えるお二人の

相談を受けることも担当することも多いのです。

お料理中心に考えるご披露宴は疲労宴にならない有力な方法のひとつなのです。

お料理中心のご披露宴が疲労宴にならない理由は!

このブログで紹介している進行の基本をご覧になってください。

基本の進行の是非はここでは触れずに話しますが、

もし基本にそって人を決めれば、それだけでご披露宴は立派に成り立つのです。

だからこそ基本の進行なのです。

さて、私がお料理中心の披露宴は疲労宴にならない有力な方法のひとつだと紹介するのは、

少人数の出席者の披露宴を頭において話しています。

ご披露宴の総人数は多くても30人ぐらいまでのカップルで、

この中には両家族のみの食事会を考えるカップルと

家族と親戚と友人数名が出席する宴席をイメージするカップルがいます。

出席者の総人数が30人を超える宴席と比べると、

小人数であることは進行の基本からも解き放たれているのです。

そして出席者は本当に親しい身内であり友人なので

小さな会場の雰囲気には濃い人間関係が大きく反映されています。

たまにしか会わない遠方の親戚であっても

DNAはたちまちにしてその距離を埋めてしまうようです。

身内だけの食事会は疲労宴ではなく披露宴に変身!

挙式後、身内十数人だけの披露宴司会をはじめて経験した頃を思い浮かべています。

いつだったかはっきり記憶してないのですが、

新郎新婦が望んだことはご披露宴のような流れをつくってほしいと言うことでした。

当然、進行はシンプルなものになります。

「新郎新婦の入場です!」と始めることもできるし、

家族と一緒に入場し、お二人が着席した時点から開宴することもできます。

身内しかいませんから祝辞などは後回しで、

すぐに乾杯!食事が始まるとお二人もしばらくお祝いを受けながら食事を楽しむ、

司会は雰囲気づくりに徹すると、

そこが誰にも遠慮することのない家族だけの空間になっていきます。

DNAが違う他人は司会とサービスの数人ですが、私達スタッフも家族のような気になるのです。

まぎれもなく食事会は披露宴となって、

お二人やご家族の表情にも大きな安堵感が生まれるのです。

末尾で感謝を示したくなるのは自然な流れなのです。

食事会だけでなくお料理中心のご披露宴は疲労宴にならないための有力な方法です

私はお腹が減ると怒りやすくなるとい母親に言われたことがあります。

自分ではそんなことを思ったこともなかったのでビックリした記憶があります。

その後、自己観察を続けると、

まさにお腹が減っているときにそうなることが理解できるようになりました。

なぜ、こんな話しをするかと言うと、

私のようにお腹が減ってイライラする人がいるかもしれませんが、

おいしいものを食べて怒る人はいません。

またおいしいものを食べているときにぶすっとした表情をする人もまれでしょう。

例外はあるかもしれませんが、おいしいものを食べているときは嬉しいものです。

そこから考えても、

お二人がチョイスした会場のチョイスしたお料理中心の披露宴が疲労宴になるわけはないのです。

ただしほんの少しだけ進行に工夫があればと思います。

進行の基本をわきまえた司会者を隠し味に使ってみてほしいですね(笑)

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