妻の貯金と夫のつもり貯金

貯金は少しずつ貯まる!?

「妻の家事は貯金!」

どんなに鈍感な方でも妻の働きぶりに感心する、

そんな時がありますよね?

あなたも私も日ごろから妻を気にしています。

家事をするのが当たりまえだと思っていたわけでも

思っているわけでもありませんよね。

何しろ主夫もいる時代、

イクメンもいます。

もっとも、逆に

お掃除・お料理・お洗濯はまるでダメ女子も増殖中?。

いまどき、

あなたの奥様のように、黙って、家事をなさって下さる方などいません。

妻の貯金を減らす夫のつもり貯金!

でも、夫たるもの「家事をなさって下さる」なんて思っていますか?

むしろ、「頼みもしないのに家事全般をしてくれる」、

そのくらいに思っていませんか?

心のどこかで、「妻を家政婦だと思ってる」

そんなことがありませんか?

結婚した妻が、損したと思う最たるものはこの点ではないでしょうか。

あなたが妻に与える疑念!?

もし、あなたが「私を家政婦だと思っている」と言う疑念を抱かせたら

その疑念は更に膨らみ、ついには誤解を生んでしまうかもしれません。

そして、

誤解を生んだ一言はさらに誤解を生み、誤解は誤解を生み続け、

妻の言葉はますます強くなり、夫の勢いはなくなっていきます。

ついには「女中だと思ってるのね」と言われては返す言葉がみつかりません。

そんな時、

夫はこころの中でつぶやくのです、

「そんなつもりはない」

そんなつもりはない

でも本当なんです。

決して「そんなつもり」はないのです。

そんなつもりはなく感謝!!

私だって、恐縮ですが妻の働きぶりにいつも感謝しています。

たとえば結婚以来、掃除・洗濯・食事など家事全般をしてくれ、

今も変わらずに家事を担い続け、しかも掃除も洗濯も料理も上手です。

つまるところ

仕事に邁進できたのも妻あってのことです。

「家政婦や女中」などと妻を思いません。

それは私ばかりでなく、世の夫族の偽らざる心境なのではないでしょうか。

決して誤解に誤解を生むような言葉を口にしたり、

思ったりしたつもりはないのです。

いつだって、「そんなつもりはないのです!」

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横浜・港の見える公園に行くつもり

例えば、新婚時代にあなたの信用が10あったとします。

でもそれが徐々に減っていくのはなぜなのでしょう?

一つの理由として、夫は日々誤解を受けやすい言動行動をせざるを得ません。

たとえば、「わかった、じゃあ来週行ってみるか」と、

思い出の「横浜・港の見える公園」に行く約束をします。

ところがその日は思わぬ日曜出勤!となってしまった。

そんな経験、有りませんか?

この場合、夫が悪いわけではないのです。

夫がわるいわけではない・・

新婚時代は妻も理解を示してくれます。

でも理解してくれたとしても、なぜかマイナス査定として

妻の意識の上にカウントされてしまうのです。

夫は思い出の「横浜・港の見える公園」に行くつもりだったのです。

誕生日にケーキを買って帰るつもり、

さらに誕生日のお祝いに妻の好きなケーキを買うつもりだったのに。

買い忘れ、慌てて買いに行ったものの妻の好きなケーキは既に売り切れでした。

気を取り直して、別なケーキを買って帰り、「ごめん、このケーキで我慢して」。

夫の気持ちはわかってもここで伝わるのは「夫のつもり」なのです。

そこで発する夫のひと言、また、行動が夫が夫であることを、

夫であらしめることに気が付きません。

そして再び、「そんなつもりはない」と夫はいつも言い訳し、

その「つもり」が、「つもり積もって」、妻の損した感情は増していくのです。

妻のマイナス査定は少しずつ貯まる

かくして新婚当時10あった信用は少しずつマイナスされ減少していくのです。

その代わり妻のマイナス査定は時を経るごとに増え続けていくのです。

夫のつもり貯金の増加は妻のマイナス査定の対象となるのです。

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