自分がわかっても相手がわからない話

自分がわかっても相手がわからない話

例えば、あなたがITの専門家で、カスタマ―サービスで対応したとします。

専門用語を使ってポンポンと応えたらどうでしょう。

多分、相手はあなたが何を言っているのかわからないでしょう。

そればかりが、あなたの話にウンザリして怒り出す人もいるかもしれません。

知識や教養が深くても教え上手とは言えない!

例えば、数学の天才がいたとします。

彼が、相手の知識以上のことを教えてもわかりませんよね?

でも、その天才の前提は、相手がわかるものだと思って話し続け、

相手がその話に、ついてこないのに気づかないとしたら、天才は人災に。

ジャーナリストの池上彰は教え上手

教え上手な人もいれば、教えるのが苦手な人も、下手な人もいます。

その点、シャーナリストの池上彰さんは教え上手の話し上手ですね。

いくら話しても相手がわからなければ意味がないことを心得ています。

自分の果たすべき役割や使命感がそうさせるのだと思います。

果たして、私たちは相手がわかるような話し方をしているでしょうか?

あの山本五十六の名言

山本五十六の名言があります。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば人は動かじ」。

人を動かすことの難しさをそう言っています。

そこから考えると、教え上手な人の話もどこまで相手に伝わっているかはわかりません。

テストをして採点し、褒めてやらなければ、相手に伝わっているのかわかりません。

言葉はツール、日々、磨きましょう!

言葉を使ってコミュニケージョンをしている私達ですが、相手に伝わらなくては
意味がありません。

ひと言ひと言に細心の注意を払ってこそ相手に伝わる話をすることが出来ます。

相手がわかっているつもりで話をしていませんか?

あなたが話していることを相手が理解しているとは限りません。

天才でも教え上手だとは限りません、わかったつもりで話すのは避けたいですね。

あらためて自分をチェックしてみたいと思っています。

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