あがり症で緊張するあなたのための童話

ひとまえで話すとあがる人の大きなヒミツ

あなたが会社で責任ある立場なら

朝礼でひとこと言う必要があるでしょう。

このごろは責任ある立場でなくとも

朝礼でひとこと言わなくてはならないようです。

そんなとき
あなたが言い知れぬプレッシャーに襲われる人なら
そこには人に教えたくない
あなただけの大きなヒミツがあるのです。

プレッシャーは夢の中!?

まず緊張している自分を感じています。

あがっている自分をこころで意識しています。

体も緊張し、顔もこわばっています。

さらにあなたにプレッシャーが襲いかかろうとします。

どうしよう!

緊張に耐えられなくなりそうです!

それは夢の中の出来事だと思って下さい

「パチン!」

そこであなたが目を覚まします。

「パチン!」「パチン!」

あなたは完全に覚醒しました。

夢を見ていたのです。

夢の中で自分を緊張する人だと

思い込んでいたのです。

自分が緊張しすぎるタイプだとしっているのは

あなただけです。

その夢を知っているのは

あなただけなのです。

それでは再びあなたの現実に戻りましょう。

いまあんたは大勢の人の前で話そうとしています。

あたまの中にいつもの自分が浮かびます。

まず緊張している自分を感じています。

あがっている自分をこころで意識しています。

体も緊張し、顔もこわばっています。

さらにあなたにプレッシャーが襲いかかろうとします。

でもあなたはもう知っています。

それが夢だってことを知っているのです。

緊張することはもうないのです。

もし緊張したとしても

それを知っているのはあなただけなのです。

目が覚めるまでの短い時間です。

その緊張をたのしみましょう。

すぐに目が覚めるのです。

それにあなたのその夢に

気付いているのはあなただけです。

だって、それはあなたのヒミツだから。

そのヒミツを知っているのはあなただけ」

緊張しているあがっている自分をこころで感じられたら落ち着いてくるでしょう。

あがっている自分を感じられたら体も緊張しているはずです。

でもそれを知っているのはあなただけです。

それを自覚したら落ち着きませんか?

あがっている自分を感じられたら体の緊張も感じられるでしょう?

でもそれを知っているのはあなただけです。

顔を赤くしても体が震えても

それがわかるのはあなただけです。

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