結婚式の思い出

結婚式のことを覚えていますか?

そう訊かれたらどう答えます?

いろいろな人に聴いたり、

巷間流れてくる話などを総合すると、

全て思い出す人もいれば、

ほとんど覚えていない人もいるようです。

また、ある場面は思い出すけれど、

それは知らなかったと言う人もいます。

結婚式は一生に一度のことです。

特別な日ですから、

誰もが同じように覚えていると思いがちですが、

実際はそうでもないようです。

日々の出来事を覚えている人もいない人もいます

結婚式に限らず、

毎日の出来事をしっかりと覚えている人、

覚えていない人がいるように、

結婚式も毎日の出来事のひとつなんですね。

よく、人の名前や、昨日食べたものを思い出せなくなったら

それは年齢のせいで記憶力が衰え、やがて・・。

まあ、私もそのように脅かされるのですが、

司会をしたお二人の結婚式はよく覚えているのです。

とても、不思議な気がします。

人によって、記憶の回路が違っているようなので、

それぞれに得意、不得意があるのでしょうね。

思い通りにいかなかったことはよく覚えている!

例えば、結婚式でかつらのサイズの調整が上手くいかなかったら、

新婦はかつらをはずすまで気になり、

ついには頭痛を起こします。

「結婚式の思い出は頭痛」なんてことになりかねません。

また、お化粧が上手くいかず、

自分の思っていた通りに仕上がらなかったとしたら、

お開きまで気になって仕方ないでしょう。

それだけではなく、

当日を過ぎても気になり、

いたたまれない気持ちになることだってあるでしょう。

結婚式は一生に一度であり、

人生で最も喜びに満ちた時です。

そう思えば思うほど、

何か上手くいかないことがあると、

記憶に鮮やかに残ってしまうのです。

花嫁の手紙、その感動も忘れる!?

披露宴で新婦が読む感謝の手紙。

新婦が真剣に、あるいは涙ながらに披露すると、

ほぼ、例外なく涙腺が緩んできます。

司会をするたびに経験をしてきたわけですから、

バケツ一杯では足りない涙です(笑)

その手紙を読むだけの人もいれば、

読んだ後に手紙をご両親様に渡す人もいます。

その後、月日が過ぎ、

あの時の感動もすっかり薄れ、

日常の中にその喜びを置き忘れても不思議ではありません。

そして更に、それから時間が経って親御さんも他界され、

引き出しに、あの時の「感謝の手紙」が大事にしまわれていたら。

再び、その手紙を読み返したあなたの心の中に、あの時の思いが

鮮やかに蘇ってくるのではないでしょうか?

結婚式で食べたお料理を思い出せますか?

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