親子2代にわたる披露宴司会
会場からの問い合わせ
司会者の決め方
会場からのご指名で披露宴の司会を務めるのが私達です。
最近はほとんどの会場が司会者の映像を用意していますので、
お客様がその映像を見てチョイスするようになっているはずです。
ところが、そうは言っても見れば見るほど選択できなくて、
会場のスタッフに相談するカップルもいます。
実際のところ、選択の基準は人それぞれです。
司会者の立場では「選んでくれてありがとうございます」(笑)
そのように、お二人の選択の対象となれば
会場等からスケジュールの確認などがあり、
条件が整えば決定に至るのが通常の司会決めです。
写真・動画を見て思い出してくれた親御さん
どの会場で結婚式をするか、
その会場のチョイスが終わると、
当日にむけていいろいろな準備が始まります。
司会者の選択もそのひとつです。
司会者の役目の大切さを感じている人ほど選択の基準は高くなります。
また、気に入った司会者を選びたい人は、
司会者のスケジュールを早く抑えておこうとするようです。
そして、司会者の映像を見た親御さん、
28年前、ご自分達の結婚式の司会を務めた私を
発見することもあるのです。
良い印象が残っていて、「最高だから!」と息子さんたちにアドバイス、
こういうご縁に恵まれることもあるのです。
親子2代にわたる司会
親子2代にわたる司会を務めるのは初めてではありません。
結婚式の司会を務めたご縁で、友達付き合いのような人もいます。
そんな場合には、子供たちの司会をしてほしいとなるのです。
ところが、結婚式の司会を務めた以後、特別にお付き合いはないのに、
親御さんとのご縁で、息子さんたちの司会を務めてほしいと
ご指名を受けるわけですから驚きます。
正直なところ、その事情とお名前を訊いてもすぐには思い出しません。
ただ、私は自分の担当したお二人との打ち合わせ資料を99パーセント
保存してあります。
いまのようにPCの時代ではないので紙のまま残しているのですが
日時とお名前がわかればほぼ資料を見つけ出すことができます。
今回は会場から息子さんの年齢が伝えられましたので、逆算して
その前後を探しました。
少し時間がかかりましたが資料が残っていました。
それをみると28年前のことを思い浮かべることが出来るのです。
特に今回は、親御さんの記憶に私が残っていたように、
私もまた、資料を見ることで当時の記憶が蘇ってきたのです。
兄弟姉妹の結婚式の司会
同じような例になりますが、
「兄の結婚式の司会を見たから」とか「姉の結婚式の司会を見たので」
などと言うケースも数多く経験してきました。
この場合には兄弟そろってお年頃であることが多いので、
5年程度のスパンの中で納まるので記憶も新しく、資料も見つけやすい。
いずれにしても結婚式の司会はお二人とのご縁を感じさせてくれるのです。